【違いは何?】
「シンパリカ」と「ネクスガード」
迷っている方必見!
[犬用ノミダニ駆除薬]
「シンパリカ」と「ネクスガード」迷っている方必見です!
「シンパリカ」と「ネクスガード」はどちらもノミ・マダニに効果のあるノミダニ駆除薬。
そして、ともに動物病院で処方される薬剤です。
「シンパリカ」は【おやつタイプ・ノミダニ駆除に効く】と聞いたら、「ネクスガード」と同じ?と思う方もいるのではないでしょうか。
発売は「ネクスガード」の方が先で、「シンパリカ」は2017年末に日本に認可がおりた薬剤です。
「ネクスガード」から「シンパリカ」へシフトしている動物病院もちらほらと出てきており、「ネクスガード」は人気No.1のノミダニ駆除薬と言われていますが、「シンパリカ」の評判も上々です。
特徴がかなり似ているので「シンパリカ」を勧めれたけど違いがわからない。という声もチラホラ。
「ネクスガード」と「シンパリカ」どちらを愛犬のために選べばいいのでしょうか?
「ネクスガード」と「シンパリカ」の違いをポイントをおさえて解説していきます!
目次
【一目でわかる!】
「ネクスガード」と「シンパリカ」違いの比較表
「ネクスガード」と「シンパリカ」の違い一目でがわかるように表にしました。
ネクスガード 特徴 | シンパリカ 特徴 | |
---|---|---|
投薬方法 | おやつタイプ | おやつタイプ |
薬のタイプ | チュアブル | 錠剤 |
原材料 | ビーフフレーバー (大豆由来) | ミートフレーバー (明記なし) |
有効成分 | アフォキソラネル | サロラネル |
ノミ | ○ | ○ |
ダニ | ○ | ○ |
マダニ | ○ | ○ |
フィラリア症(犬糸状虫) | × | × |
回虫(犬回虫、犬小回虫) | × | × |
鉤虫(犬鉤虫) | × | × |
鞭虫(犬鞭虫) | × | × |
体重別 | ・超小型犬用/2~4kg ・小型犬用/4~10kg ・中型犬用/10~25kg ・大型犬用/25~50kg | シンパリカ(体重1.3-2.5kg) シンパリカ(体重2.5-5kg) シンパリカ(体重5-10kg) シンパリカ(体重10-20kg) シンパリカ(体重20-40kg) シンパリカ(体重40-60kg) |
+フィラリア症予防版 | ネクスガードスペクトラ | シンパリカ・トリオ |
適用範囲も同じ、おやつタイプであることも同じ。
やはりよく似ているように見える「ネクスガード」と「シンパリカ」ですが、違いはあります。
選ぶ上で大事なポイントを深掘りしていきましょう!
【体重別種類の違い】
「ネクスガード」と「シンパリカ」の比較
ネクスガード 特徴 | シンパリカ 特徴 | |
---|---|---|
投与可能 最小体重 | 体重2kg | 体重1.3kg |
販売サイズ | 体重2kg〜50kg | 体重1.3kg〜60kg |
体重別種類 | 4種類 | 6種類 |
体重別 | ・超小型犬用/2~4kg ・小型犬用/4~10kg ・中型犬用/10~25kg ・大型犬用/25~50kg | シンパリカ(体重1.3-2.5kg) シンパリカ(体重2.5-5kg) シンパリカ(体重5-10kg) シンパリカ(体重10-20kg) シンパリカ(体重20-40kg) シンパリカ(体重40-60kg) |
「ネクスガード」は体重別に4種類、「シンパリカ」は体重別に6種類販売されています。
選ぶポイント
「シンパリカ」は体重1.3kgの超小型犬の子から投与できるのが特徴です。超小型犬の子の薬剤は種類も多くありませんし、できるだけ体重幅が狭く規定されている製品を選んだ方が、その子の体重に応じた適正量の薬を投与できるため身体への負担も抑えてあげることが可能です。
体重2kg以下の超小型犬のワンちゃんには「シンパリカ」オススメです。
また、体重50kg以上ある超大型犬のワンちゃんにも「シンパリカ」は体重60kgまで適用しています。
【錠剤の違い】
「ネクスガード」と「シンパリカ」の比較
「ネクスガード」と「シンパリカ」錠剤の違い
「ネクスガード」と「シンパリカ」共に、フレーバーがついたおやつタイプの薬剤になっています。
そのため共に食いつきが良いとされていますが、
「ネクスガード」は柔らかい食感が特徴のソフトチュアブルタイプ。
「シンパリカ」は硬めの食感の錠剤タイプ。
という違いがあります。
ネクスガード 特徴 | シンパリカ 特徴 | |
---|---|---|
投薬方法 | おやつタイプ | おやつタイプ |
薬のタイプ | チュアブル | 錠剤 |
原材料 | ビーフフレーバー (大豆由来) | ミートフレーバー (明記なし) |
ネクスガードのチュアブル
「ネクスガード」は柔らかいソフトチュアブルタイプ。
ビーフフレーバーですが大豆由来なので、アレルギーなどでビーフが食べられない子にも与えることができます。
「ネクスガード」の柔らかいソフトチュアブルタイプが好きな子もいます。
シンパリカの錠剤
一方、「シンパリカ」は錠剤なのでポリポリ食べる硬めタイプ。
ミートフレーバーです。
「ネクスガード」は大豆由来と記載があるのですが、「シンパリカ」のミートフレーバーは何由来なのか明記がありません。
近年食物アレルギーがある犬も増えているので「ネクスガード」よりも後に発売された「シンパリカ」に実際のお肉を使うことは考えにくいのですが(しかもあの大手ゾエティス社ですし)、食物アレルギーがあるワンちゃんは心配であれば、一度動物病院で聞いてみるといいでしょう。
選ぶポイント
「ネクスガード」も嗜好性が高いということで知られていますが、中には「ネクスガード」の味があまり好きじゃない・・・というワンちゃんがいるのも事実です。
そんな子が「シンパリカ」は好き!食べてくれる!という声もちらほら。
食感の好き嫌いと併せて選んであげましょう。
【価格の違い】
「シンパリカ」と「ネクスガード」安いのはどちら?
「シンパリカ」と「ネクスガード」の価格も気になるところです。
動物病院によって設定している価格が異なるものの、基本的には「ネクスガード」より「シンパリカ」の方が安いです。
「シンパリカ」と「ネクスガード」の通販最安値であるうさパラ価格で比べてみましょう。
「シンパリカ」と「ネクスガード」と体重区分が異なるので、体重区分の最も近い小型犬用で比較します。価格は変動しますが商品別の価格傾向が大きく変わることは稀です。
ネクスガード 小型犬用4〜10kgの価格 | シンパリカ 小型犬用5〜10kgの価格 | |
---|---|---|
6錠あたり | 6,990円 (6錠×1箱) | 5,585円 (3錠×2箱) |
1錠あたり換算 | 1,165円 | 930円 |
選ぶポイント
安い方を購入したい!という場合は「シンパリカ」がおすすめです。
実際に、「ネクスガード」から「シンパリカ」への乗り換え理由として「安いから」という理由が多くあります。
ここまで、「ネクスガード」と「シンパリカ」のあげやすさや価格などについて見てきましたが、次は効果の面にスポットを当てて見ます。
「ネクスガード」と「シンパリカ」速効性や持続性の違いを確認しましょう。
【速効性の違い】
「ネクスガード」と「シンパリカ」の比較
ノミダニ駆除までにかかる時間の比較
「ネクスガード」と「シンパリカ」それぞれのノミとマダニへの駆除までにかかる時間の比較が下記です。
ネクスガード 特徴 | シンパリカ 特徴 | |
---|---|---|
投与間隔 | 1ヶ月に1回 | 1ヶ月に1回 |
ノミ駆除開始 | 30分 | 3時間 |
ノミ100%駆除までにかかる時間 | 6時間以内 | 8時間以内 |
ノミの卵駆除 | 可能 | 可能 |
マダニ100%駆除までにかかる時間 | 12時間以内 | 24時間以内 ※12時間以内99%駆除 ※8時間以内90%駆除 |
こうしてみると「ネクスガード」と「シンパリカ」共に速効性の高い薬剤であることがわかり、特にネクスガードは30分以内で駆除を開始するということでより早い駆除が可能な印象を受けます。
愛犬にノミが寄生しているとわかった時一刻も早くノミを駆除してあげたい!と思うものです。
さらに詳しくノミ駆除までにかかる時間を「ネクスガード」と「シンパリカ」それぞれ見てみましょう。
「ネクスガード」がノミ駆除までにかかる時間
「シンパリカ」がノミ駆除までにかかる時間
「シンパリカ」については投与30分以内のノミ駆除率データが出ていないので、30分以内で比べることはできないのですが、投薬から4時間以内で比べると「シンパリカ」の方がノミ駆除率が高いことがわかります。
「ネクスガード」 | 「シンパリカ」 | |
---|---|---|
投薬4時間経過時点 ノミ駆除率 | 75% | 90.4% |
選ぶポイント
「ネクスガード」は30分以内で駆除開始と商品説明がありますが、ノミ駆除の速効性で選ぶなら投与から4時間以内で90%駆除が可能な「シンパリカ」といえるでしょう。
マダニ駆除の速効性は共に12時間以内と大きな違いはありません。
次に着目したいのが、駆除効果がどの程度続くのか?ということです。
【持続性の違い】
「ネクスガード」と「シンパリカ」の比較
持続性とは
「この駆除効果がどの程度続くのか?」って1ヶ月に1回なんだから30日間継続するんじゃないの?
と思った方、そう思いますよね。
でも、次の投薬前になった時に「何だか効き目が落ちてる?」「あれ、まだ3週間しか経ってないのにノミがついてる?」という経験はないでしょうか。
実は多くの薬剤は1ヶ月の間に緩やかに効果が落ちていく傾向にあります。
では、「ネクスガード」と「シンパリカ」はどうでしょうか。
まずはノミの駆除効果の持続性を比較してみましょう。
ノミの駆除効果の持続性比較
投薬からの経過日数 | 「ネクスガード」 ノミに対する駆除効果 | 「シンパリカ」 ノミに対する駆除効果 |
---|---|---|
7日目 | 100%駆除 | 100%駆除 |
14日目 | 100%駆除 | 100%駆除 |
21日目 | 99.9%〜100%駆除 | 100%駆除 |
28日目 | 100%駆除 | 100%駆除 |
35日目 | 100%駆除 | 100%駆除 |
「ネクスガード」は21日目に99.9%〜100%という駆除データが出ているものの、「ネクスガード」も「シンパリカ」も投与から35日間継続してノミ駆除が100%できるという研究データを発表しています。
選ぶポイント
「ネクスガード」と「シンパリカ」の間に、ノミ駆除の持続性の違いはなさそうです。
では、マダニの駆除効果の持続性はどうでしょうか。同じように比較してみましょう。
マダニの駆除効果の持続性比較
投薬からの経過日数 | 「ネクスガード」 マダニに対する駆除効果 | 「シンパリカ」 マダニに対する駆除効果 |
---|---|---|
7日目 | 100%駆除 | 100%駆除 |
14日目 | 99.4%駆除 | 100%駆除 |
21日目 | 96.6%駆除 | 100%駆除 |
28日目 | 91.2%駆除 | 99.45%駆除 |
35日目 | - | 98.7%駆除 |
「ネクスガード」マダニ駆除の持続性変化(投与からの日数)
「シンパリカ」マダニ駆除の持続性変化(投与からの日数)
駆除率はマダニの種類によって異なるため、「ネクスガード」「シンパリカ」共に平均で算出しています
選ぶポイント
マダニの駆除効果の持続日数はシンパリカの方が高いことがわかります。「ネクスガード」のデータが出ている最長の投与開始28日目で比較すると
- 「ネクスガード」マダニ駆除率91.2%(平均)
- 「シンパリカ」マダニ駆除率99.45%(平均)
という違いが出ました。
マダニの駆除効果の持続性が高いのは「シンパリカ」といって良いでしょう。
【マダニ以外のダニ駆除の違い】
「ネクスガード」と「シンパリカ」の比較
これまで確認してきたように「ネクスガード」と「シンパリカ」はノミマダニ駆除の薬剤です。
しかしながら、実は「シンパリカ」は海外ではヒゼンダニ症(疥癬、疥癬虫症)、毛包虫(ニキビダニ)、耳ダニに対する駆除薬としても認可されています。
日本ではヒゼンダニ症(疥癬、疥癬虫症)、毛包虫(ニキビダニ)、耳ダニに対する駆除薬に対しての認可はおりていませんが、海外での認可を知っている獣医師の方は、これらの症状の治療に「シンパリカ」を処方することがあります。
もしヒゼンダニ症(疥癬、疥癬虫症)、毛包虫(ニキビダニ)、耳ダニの治療で困っている場合は、「シンパリカ」も一つの方法といえるでしょう。
「ネクスガード」と「シンパリカ」違いと選び方まとめ
「ネクスガード」と「シンパリカ」についての違いを、下記の項目で詳しく比較しながら確認してきました。
- 体重別種類
- 錠剤の違い
- 価格の違い
- 効果の即効性の違い
- 効果の持続性の違い
- マダニ以外の駆除について
これらの項目を見てみると、「シンパリカ」はかなり優秀だということがわかりました。「ネクスガード」も負けてはいませんでしたが、データ上で明らかに「シンパリカ」が優っていたのは2点ありました。
- 投与4時間経過時点のノミ駆除効果
- マダニ駆除効果の持続性(投与から28日後)
しかもアトピー性皮膚炎のかゆみ止めで定評のあるアポキルを販売するゾエティス社は「シンパリカ」を販売しており、大手の安心感がながらも「ネクスガード」よりも価格が安い点も魅力です。
ゾエティス社は「シンパリカ」を次世代ノミダニ駆除薬として位置付けています。
あとは愛犬が食べてくれるか?という好みもあると思いますので、その辺りも加味して選んでみてくださいね!
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